ＷＯＭＡＮ　～宇風想日記～

目覚めると

ベッド脇にミュールが片方だけ


慌てて
階下へ降り　くつ箱をみると

もう片方のミュール


「なんで？」


ゆうべの模合

誰と何をしゃべったかも
二次会でどこにいったかも
覚えているけど
帰りの記憶はふっとんでいる


なぜに片方のミュールが？


仕事から帰った主人が
「昨日のこと　覚えているか？」とうすら笑い

「なにを？」


「片方のくつだけ持って　平然と階段あがっていくから
おもしろいから　何も言わずに見ていた」

「両方なら　箱にでも納めるのかな　と思うけど
なんで片方だけ持っていくのか」と　しつこく大笑い



なんなんだろ　私・・・




だいぶ前
玄関の外にきれいに並べられた私のブーツ

誰か　干してくれてるのかな？　と安易に考えていたら

うちの１／２成人君が
練習から帰ってきて　一言

「練習行こうと　歩いていたら　母さんのブーツが
ずっと向こうの道にあったから　持ってきてあげたよ」

「なんで　あんなところに置いていたの？」と


（酔っぱらって　おうちと思って　脱ぎ捨てたのかも・・・（汗）)

「なんでかなぁ～」とかわしたけど


服じゃなくて　よかった